今朝の中央アルプスを、駒ヶ根シルクミュージアムの駐車場から眺めたら、写真のような表情だった。涅槃像のお釈迦様（1月26日のスタッフブログ参照）の眼が涙で潤んでいるように見えた。実は、長年に渡り駒ヶ根シルクミュージアムをサポートし続けてくれたベテランスタッフであった友の告別式が今日執り行われる。彼は私より11歳若いが、突然の死であり、その驚きは言葉では言い表せない。写真の手前に写っているのは駒ヶ根シルクミュージアムの体験工房の屋根であるが、その体験工房の端にある中央アルプスが望める部屋で彼は作業をしていた。彼は体験工房全体のスムーズな運営を支えてくれ、とても頼りになる友であった。長年納め続けた年金を一度も受け取ることなく…、あまりにも突然の、あまりにも早い旅立ちであった。友の冥福を祈りたい。　　(雅)