体験レポート

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小学生夏休み 絵画講座(8月4日)

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8月4日に実施された カイコとシルクの「絵画講座」の様子をお伝えしたいと思います。

講座は約2時間。「桑とおかいこさま」をテーマとして低学年向きに開講。講師は臨床美術士の竹淵潤子先生。材料になる「桑の葉と繭」について当館学芸員による事前学習をしてからの取り組みです。

以下の工程について⇒考えて手を使うポイントに数字を入れてみました。

まず、桑畑へ行って好きな葉っぱを数枚「①摘みます」。敷地内の桑は10種類位あり、大きさも選り取り見取り。「②選んだ葉」を色画用紙の上にのせて「③なぞり描き」をし、「④はさみで切り」ます。本物の葉のように画用紙へ「⑤折り目」をつければ桑の葉の完成。次は繭を使って生きたカイコを「⑥観察」しながら「⑦カイコをかたち作り」、斑紋などをペンで「⑧描きます」。色使いを考慮しながら台紙の上へ葉とカイコを「⑨構成」します。カイコが葉を食べたように葉を「⑩手でちぎれば」完成!!

完成後に感想を言っていただきました。

Rさん:ぜんぶ楽しかった!

Aさん:私もぜんぶ楽しかった!

思わず本当にぜんぶ?と聞き返してしまいましたが、今回初めて考案した絵画講座にご満足いただけたようで講師、スタッフとも次への糧となりました。ありがとうございました。(竹内)