いよいよ養蚕シーズン1回目の交雑種が3齢になりました。
そのタイミングで今日は伊那北小学校の2クラスへカイコの出前授業に行ってまいりました。
みなさん、わくわくしていてとってもキュート!
「くいしんぼう1号」「はらぺこ2号みっけ!!」「これはAちゃんで、これはB君♪」
毎回そうですが、起蚕になって給桑しない状態で分譲しました。カイコは腹ペコでした。みるみる葉を食みます。
1時間だけでしたが、カイコのお勉強もして楽しく過ごせました。
(他の学校は6月中旬から開始できるよう、他のカイコで対応いたします)
昼間は地元JICA青年海外協力隊駒ヶ根訓練所の訓練生の皆さんが研修でおみえになりました。
外国語で見学されていました。さすがです。格好よかったので1枚だけ撮影許可をいただきパチリ。
さて、あたらしいビニール蚕室について。完成を急がないと4齢まであと4日くらいしかありません。
子供たちとJICAの訓練生にパワーをいただいた午後、来館者の少ない時間を見計らって職員の作業は行われました。
鳥が中に入らないように網状のネットをぐるりと巻き、蚕棚の土台を運びました。
最後に軽トラがぬかるんだ畑でエンコしてしまい、エイ、ヤーで脱出。
このようにミュージアムの一日、綱渡りみたいな状況が続いておりますが、結果オーライということで。
後は蚕棚と貯桑場を設置できれば安心です。つづく