館長:「お~い、Tさんおいで」
Tさん:「はいっ(大声でいったい何かしら、ドキドキ)」
館長:「ほら、これ」
そこに見えたのは蚕のご先祖様といわれている小さな「クワコ」の幼虫でした。
1年に1度しか孵化しない一化性の虫。本当に素晴らしいタイミングでした。
ここには1齢と3齢が8頭位います。300位は産卵するはずですから、近くにまだまだいるはずです。
卵も発見できていません。これから成長過程を観察してまいりたいと思います。
ミュージアムの桑園は枝から葉がひらき、とても瑞々しい光景です。
お出かけの際はぜひ体験工房の外をご覧ください。
もしかしたら大きくなったクワコに出会えるかもしれませんよ。