スタッフブログ

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ズームイン!ヤママユの卵の中

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朝晩はとても涼しい駒ヶ根シルクミュージアムです。暑いビニールハウス蚕室も今朝は27度でした。

おかげさまでゆっくり交配作業を行っきたヤママユガはすべて産卵を終えました。

さあ、全部で何粒でしょうか。まだ数えていません。

そんなことはよそに、我らの館長は卵を切開して中の幼虫を観察しています。

ご紹介するのは8月13日に産卵されてから約2週間経過した本日の「卵の中(胚子)」。たった2週間で体内の器官(胚子)がほぼ完成しています。この卵は通常であればこのまま越冬し、翌春に孵化をします。ちなみに家蚕のカイコは翌春までかけて器官(胚子)を完成させします。

「ようこそ、卵の中へ」

じ~っと自前のモニターを眺める館長でした。