開催期間
令和4年8月6日〜8月30日
開催時間
9:00~17:00(展示室最終受付16:30)
『天下の糸平』と呼ばれていた偉人、田中平八は天保5(1834)年、信濃国伊那郡赤須村(現在の駒ヶ根市)にて藤島卯兵衛の三男として誕生(幼名釜吉)。魚類雑貨商(飯田の萬屋)での丁稚奉公から身を起こし、幕末から明治期にかけて一代にして財をなし、横浜の豪商と数えられた立志伝中の人物。木母寺(東京都墨田区)の庭園内には、「天下之糸平 伯爵伊藤博文書」と書かれた内閣総理大臣・伊藤博文公の揮毫による大きな顕彰碑が建っています。
今回の特別展「郷土の偉人・天下之糸平」では、郷土の偉人「天下の糸平(田中平八)」と田中平八家に伝わる品々を展示します。糸平愛用の「家紋入り純金キセル」・「銀キセル」・「キセル入れ」・「七宝焼の小銭入れ」・「矢立て入れ」など。「初代田中平八写真」と「その写真の銅製原板」。田中平八家に伝わる内裏雛(男女)・官女・御所車。当館の開館 20 周年を記念して、田中平八家のこれら品々(長野県立歴史館所蔵)を、郷里駒ヶ根で初めて里帰り展示します。田中平八関連の「金子借用証文」(宮田村教育委員会所蔵)を展示します。そして、伝記等に記載された田中平八の偉業のいくつかを紹介し、顕彰します。
協力
長野県立歴史館 / 宮田村教育委員会
図録の紹介
図録 収録内容
図録発刊の予定なし
図録の購入方法
図録のご購入は電話かファックスで承っています。
TEL.0265-82-8381/FAX.0265-82-8380
受付時間 9:00〜17:00
休館日 水曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始