開催期間
平成20年10月11日(土)〜11月9日(日)
自動製織機で製織され、一定のサイズにそれぞれ規格化された洋装主流の現代にあっても、着物がただのファッションに終わらないのは、脈々と伝承された風土に根ざした技と共に、まとった着物を結ぶ美しく繊細な帯が一体となった正に日本人の美意識そのものの現れであるからでしょう。しかし工業化が進歩した現代では、手織の着物、製品は原材料の不足と高騰、後継者減少と高齢化などの厳しい環境にあります。このような時代にあっても、自ら進んで染織の世界に入った人達は自らの信念と美意識に支えられて黙々と独創性に富んだ見事な作品を作り上げています。(岩下名誉館長)
当公募展は、全国で独自の創作活動をしている織物のプロ、および将来プロを目指す方たちが創作した、独創的で優れた織物作品を展覧し、広く織物愛好家に向けて紹介するとともに、自立の道を拓く支援の場となることを目的に開催します。
特別展の様子
主催
織の財団
後援
長野県・駒ヶ根市・日本紬織物文化協会・信濃毎日新聞社・NHK長野放送局・SBC信越放送・NBS長野放送・株式会社テレビ信州・長野朝日放送株式会社
図録の紹介
図録 収録内容
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受付時間 9:00〜17:00
休館日 水曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始