特別展示

莫高窟は敦煌市南東２５キロの地点、大泉河の谷間、西岸の岸壁の南方の全長約１６００メートルに渡る大石窟が開かれ、その中に塑像や壁画がある４９２窟があります。まさに大乗仏教の大美術館であり、世界の大文化遺産であります。今回の特別展の展示作品は、敦煌研究院名誉編審・編輯部顧問である小松茂雄氏が永年に渡り大変な努力をされて収集された敦煌壁画であります。この壁画は敦煌研究院の高度な技量を有した絵師により壁画を正確に模写した客観画または整理、復元画であり、我が国においても大変に貴重な作品であります。本特別展は駒ヶ根市５０周年記念の一環として実現しました。