当館では1齢から繭までなるべく多くのステージのカイコを年間にわたり、動体展示しています。昨日、9月26日に観察したところ、展示中の4齢のカイコの中に写真のようなカイコが出現しました。幼虫の上部右側を中心に所々が透明なカイコです。この変わったカイコの性質が遺伝するかは、この幼虫を育て、成虫にして交配させ、子供、孫世代のカイコの観察が必要です。カイコの皮膚は白ですが、その一部が透明です。今、4齢2日ですので、10月3日ごろ5齢になり、もっとはっきりと「透明な皮膚を持つ」突然変異のカイコの観察ができると思います。10月11日ごろまではこの写真のカイコが見れると思います。是非、珍しいカイコをご覧にお出かけください。期間限定となります。
お知らせ
2025.09.27
展示中のカイコに突然変異が発生か?「透明皮膚を持つカイコ」
