2月15日開催の「養蚕かるた大会」に先立ち、2月8、11日の2日間「養蚕かるた」に関する講演会を実施しました。
8日の初日には、かるたを発案し、作成にあたった小松寿美さん(当時、龍水社養蚕部広報担当)が急遽かけつけてくれました。
昭和56年1月に養蚕農家さんを中心に読札(よみふだ)の募集を開始、応募数を広げるために俳句の愛好家に呼びかけたとか。
選考には養蚕ばかりではなく、地域の時代の流れや生活様式を伝える方針で行なったとの事でした。
2回目の11日には、99歳を迎える方が新聞で知った。これは是非とのことで、参加してくれました。
実家でも嫁ぎ先でもカイコを飼育し、大きな繭袋に入れて出荷した事を語ってくれました。
また、農協で農家さんが出荷してきた繭を検査する場で評価結果を記録していた方も来てくれました。
いつも繭が小さい農家さんがいたそうです。桑をたくさん与えたか、少なかったかで大小は決まったと話されていました。
また、生糸にするには不向きな玉繭(2頭の蚕が一緒に作った繭)を各家庭で真綿にした。自家用のほか、養蚕をしていない家からは、布団作りに欠かせないと需要があったそうです。
99歳の方は実際に真綿作りを行なっていたとのことでした。
シルクミュージアムのスタッフが作った真綿を見てもらった所、これで良いとのことで、安堵しました。どうしても作った真綿に厚みやムラ、また固まりができるので心配していたのですが、嬉しいベテランの評価に館長は大喜びでした。
館内によく来館する6歳の男の子も真綿作りにチャレンジしたところ、うまく出来て拍手喝采でした。
「養蚕かるた大会」本番は15日です。記念品も用意していますので是非ご参加ください。10時のかるた大会に先立ち、9時から3回目の講演会があります。講演を聞き、引き続き『養蚕かるた大会』へと足をお運び頂ければと思います。










